自然な涼しさが一番ですね
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自然な涼しさが一番ですね
パパ(51才) 砂ふきんさん
今ではどこに行ってもエアコンがあるのが当たり前ですが、昔はエアコンなどなかったので、知恵と工夫で夏の暑さを乗り切っていました。
子供の頃、夏休みに祖父母の家に行くとそうした工夫を垣間見ることが出来ました。
子供の頃、夏休みに祖父母の家に行くとそうした工夫を垣間見ることが出来ました。
また、祖父母たちも先人たちから教わったものが多く、先祖代々多くの人が頭を使って夏の暑さ対策を編み出していたのがよく分かります。
まず、祖父母が毎日欠かさず行っていたのが、家の周りの打ち水です。地表と大気の温度が上がりきった午後に、家の周りに水を撒くだけで
一気に気温が下がり、家の中にまで冷却効果が及びました。今思えば、非常に費用対効果の高い方法だと思います。
その時の体験が今でも忘れられないので、真夏になると、わが家でも時々玄関先や庭に水をまいて暑さ対策としています。
また、祖父母宅で食べたご飯を思い返してみると、夏場は食品が腐敗しやすいため食中毒防止のためと、食欲増進のために「お酢」を使った料理が
出されていました。なます、南蛮漬け、寿司ご飯など今思い返してみると先人たちの知恵が詰まった料理を多く出してくれました。
今日では冷蔵保存の設備や防腐剤が広く行き渡っているため、夏場だからといって特に気にかけることなく生活することが出来ますが、
そうしたものがなくても生活できることを先人たちは身を持って教えてくれたわけですね。今となっては懐かしい思い出です。”