熱中症対策アドバイザーに聞きました
夏のはじまり
熱中症に注意を!
はじめまして。熱中症対策アドバイザーの岸本です!
日に日に暑さが増してきていますね。
これからの季節は熱中症患者数が大幅に増加しますので、適切な対策方法を身に付けましょう。
実際に2017年の5月~9月の4ヶ月間で、熱中症により5万人以上の方が救急搬送されています。
意識を失ったり、痙攣をおこすなどして、集中治療が必要になるケースもありますので、注意が必要です。
そんな熱中症ですが、正しい知識を身に付ければ未然に防げる病気とも言われています。
対策の代表格として挙げられるのが、しっかりとした水分補給です。
屋内外問わず、こまめな水分補給を行ない、これからの猛暑を乗りこえていきましょう!
熱中症対策アドバイザー
岸本強資
岸本強資
幼少の頃から10年以上バスケットボールを続けている。蒸し暑い体育館で激しいトレーニングを重ねる中で、水分補給・暑さ対策が、スポーツや生命活動における高パフォーマンス・体力維持の根幹にあるとに気付く。そこからは、摂取物や環境に徹底的にこだわり、アウトプットの効率化の研究を独自に続ける。
現在、勉強やスポーツを頑張る子ども達の水分補給や熱中症対策のサポートを中心に活動中。
怖い熱中症予防に大切な水分補給!
熱中症は体温の上昇による発汗、脱水症状という流れで発病します。
過度な発汗や体温上昇を防ぐためになるべく適切な空調の部屋で過ごすことはもちろんですが、脱水状態にならないためにも、日常から「水分」と共に「塩分」の摂取を心がけましょう。
厚生労働省は、熱中症対策のひとつとして、食塩相当量が0.1g~0.2g/100ml以上の飲料を推奨しています。
大量に汗をかいた場合はこのくらいの塩分濃度がある経口補水液などが推量されますが、冷房がかかった部屋で過ごす場合や、ナトリウムがあまり含まれないさらさらの汗を少量かいている場合などはもっと塩分濃度が低い飲み物の方が適していることも多いです。
お水よりも、ほんの少しだけ塩分がある方が体液に近く効率よく吸収されることを憶えていていただければ良いと思います。
また、水分を体外に排出しないために、利尿作用が少ない「ノンカフェイン」の飲み物を選択することも重要です。
夏真っ盛りの今!身近に潜む熱中症のリスクに備えましょう
夏真っ盛りの家や教室などの室内は熱中症の危険性が非常に高まります。普段の生活の中で、お子様に特に注意するべき場所を一度確認してみましょう。
【お風呂場、台所、トイレなど】
意外と見落としがちなのが、家の中でも高温湿度の場所。温度管理と水分補給の徹底を心がけましょう。
【車内】
特に乳幼児が熱中症になりやすい場所です。たとえ炎天下でなくても、閉め切った車内で冷房を切ると温度が一気に上昇、わずかな時間でも熱中症の危険性が非常に高まります。短時間でも、絶対に車内にお子様だけを残さないでください。
上記以外にも、熱中症リスクが高い場所は沢山ありますが、こまめな水分補給をきちんと行ないながらお子様の様子に気をつけて、残りの猛暑を乗り切りましょう!
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