夏は川！それが我が家の昔からの暑さ対策です。
　第一子が生まれる夏は、神戸でも今までで一番暑い夏でした。妻のわがままで「どうしても涼しいところへ行きたいむという願いを聞き、大学時代に子供会
活動をしていた時に、夏によく水遊びをした川へ行くことにしました。
　神戸は山と海には積まれた狭い街なので、バスに数十分も乗れば、山に行くことができます。何本かのきれいな川も流れています。周りに住んでいる人たちの努力で、コンクリートで固められた護岸ではなく、自然っぽい環境になっている場所が多く、
場所によっては、街中で蛍が見られる場所さえあります。
　持ち面山の上も開発されているので、全面的に川の水が信頼できるかどうかはわかりませんが、アユの遡上が見られたり、「川開き」という行事があったりするくらいなので、それなりの水質を保っているのだと思いまする
　ということで、夏は必ずどこかの皮へ遊びに行って、子供が小さい時は水着に着替えさせて思いっきり水遊びをしている横で、足を水につけて夫婦二人で癒されているという事がよくありました。川のそばに下りると水だけでなく、
空気そのものが冷やされていることが多く、足をつけて座っているだけで、自然のクーラーの中にいるような気分になれます。
　もう子供たちは大きくなってそれぞれの時間を過ごすようなってしまいました。でもやっぱり、夏になると冷たい川の水に足をつけ、蝉の声を聴いてぼんやり過ごす贅沢が忘れられません。