わが家は去年の夏休みに、家族全員で近所の神社で行われるラジオ体操に参加しました。私たちが小さい頃には当たり前だった夏の風物詩ですが、最近では参加する人も少なくなってきて、行われなくなった地域もあるようです。
幸い、転勤族のわが家が住んでいるのは、東京23区の中でも比較的地域のつながりが強い場所で、このラジオ体操も町内会主導で活発に行われています。
ラジオ体操のスタートは、朝の6時半。真夏といえど、早朝の時間は日差しもまだやさしく、乾いた風が爽快な気分にさせてくれます。普段は7時起きの幼稚園児の息子もしゃきっと起きて、
会場に向かいます。初日に参加カードをもらってスタンプを押してもらったのが、彼のモチベーションを一気に上げたようです。夫と私も、最初は恥ずかしそうに体を動かしてましたが、徐々に慣れてきて、
最終日にはすっかり地域の人たちに交じって堂々と体操できるように。ご褒美に家族全員分いただいた景品を前に、「来年も絶対参加しようね！」と誓った私たちでした。
朝まだ涼しいうちに目覚めて体を動かすことで、心身ともにエンジンがかかるのが早く、夏の朝時間はかなり充実しました。エアコンの中で一日ダラダラ過ごす生活にはならず、
夜も早く寝てしまう毎日。朝のラジオ体操が、正しい生活リズムを作ってくれるおかげで体力もついたのか、猛暑もそれほど気になりませんでした。ただこの地域のラジオ体操、
残念なことに2週間ほどで終了です。その後は、家族3人家で体操をしてましたが、やっぱりテンションはあがりません。できたら、夏休みが終わるまで続けてくれたらいいのだけど。