まん丸スイカを、家族で一緒に
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まん丸スイカを、家族で一緒に
ママ(25才) いちさん
ゴルフが好きなお父さんに、刺繍が趣味のお母さん。スポーツが得意なお兄ちゃんに、お昼寝大好きおばあちゃん……同じ家族でも、みんな個性豊かです。
だからこそ、家族が一緒に集まる食事の時間はとっても大切なもの。食欲が落ちがちな暑い夏だって、その時間は大事にしたいですよね。
子どもの頃、我が家の夏のおやつの出番はスイカが一等でした。ただし、よくスーパーで売っているようなカットフルーツではありません。両手に抱えてふらふらするような、重くて大きい、まん丸のやつです。
冷蔵庫にはとても入らないから、桶に水を張って濡れタオルを被せて、おやつの時間までキンと冷やしておくんです。ちょっと古風でしょうか?
確かに今時のおやつなら、アイスなどの方が定番なのかもしれませんね。
でも一人じゃとても食べきれないまん丸スイカだからこそ、おやつの時間になると自然とみんなが集まってきて一緒に過ごしたものです。特にスイカを買って帰ってくる役目だったお父さんやお兄ちゃんは冷えるのを今か今かと待っていて、みんなが集まってくると賑やかなのが嬉しいのでしょう、おばあちゃんも良く起き出していました。実家から離れて早数年。夏がきたら、しばらくぶりにまた家族で冷えたスイカを食べるというのも、きっと楽しいですね。