三重県代表の津商業高校野球部、甲子園での戦いに帯同いたしました!
こんにちは!すくすくトレーニングの小澤です。 3年前から、三重県の津商業高校の野球部にてトレーニングや動作、コンディショニングの指導のため、定期的に訪問させていただいておりました。
そして2015年、公立高校ながら念願の夏の甲子園出場を果たし、1回戦では智弁和歌山に勝利し、初出場、初勝利という結果を残し、最高の夏を過ごすことが出来ました。
トレーナーとして、これ以上ない喜びを感じることができたこと、選手に本当に感謝したいです。
※甲子園出場のお祝いとして、スクスクのっぽくんの代表として、普段からストレッチなどに役立てていただけるよう、マッサージベッドをお贈りさせていただきました!
今回の経験を一人占めせず(笑)、甲子園の様子をレポートさせていただきます!
◆宿舎にて◆
試合がない日は2時間程度の軽い練習があり、宿舎では選手たちはとてもリラックスして心身ともに休養を取っていました。僕はメンバーのケアを、ストレッチやスポーツ整体などを行いながら、調整のお手伝いをさせていただきました。
宿舎にいるメンバーはグラウンドに立っている時とは全く違った、本当に普通の高校生なんだなーという感じでした。野球の話だけでなく、プライベートの話などでも笑いながらコミュニケーションを取っていました。
◆試合当日◆
宿舎から甲子園球場に向かうバスなども、厳重にセキュリティがなされていたり、いつも以上に道具のチェックが厳しかったりと、これが甲子園か・・・と、初めての経験に緊張感がありました。
バスを降りると僕は応援団の方へ。アルプススタンドにて観戦となりました。
実は20年近く野球をやっていたのに、野球の聖地である甲子園に足を踏み入れたのは初めてでした。僕にとっては、ものすごいパワースポットですね。入った瞬間に、何か圧倒されるものがありました。
津商業は2回戦まで進むことが出来ましたので、2試合、甲子園球場に立つ選手たちを見ることが出来ました。
特に1回戦は、普段の「普通の高校生」を見ている選手たちが甲子園という舞台に立ち、アウトを取り、ヒットを打ち、今まで別次元だと思っていた場所で立派に野球をやっているということに、涙を流しながら観戦しました。こんなに感動しながら野球を観たことは今までありませんでした。
勝利した選手たちがアルプススタンドに向かって挨拶をしたシーンです。心の底から、自然に「最高!!」と声が出てしまいました。
◆最後のミーティング◆
高校野球というのは、最後の試合が勝利で終わるチームは全国で1チームだけ。全てのチームが負けて終わります。このチームで最高の夏を過ごし、選手たちのすっきりした美しい表情を見ることが出来たトレーナーとしての喜びを、最後の挨拶では感謝として選手たちに伝えるだけでした。
甲子園という舞台に立って引退した3年生たちに、「おめでとう」よりも「ありがとう」という気持ちを持つことが出来ました。
この素晴らしい経験をさせてくれた選手たちへの感謝として、これからのトレーナー人生で後輩たちを全力でサポートすること。そして合言葉である「全力津商」の精神を、お互いにどんな場面においても貫いていこうと約束しました。
甲子園という夢舞台を経験し、たくさんの学びを得られたことは一生の宝物です。津商業高校野球部の皆さん、本当にありがとうございました。
すくすくトレーニング
小澤康祐