すぽーつ麦茶の7つの原料-オルゾモンド(大麦) ・オルゾモンドとは? 「オルゾ」とはイタリア語で「大麦」という意味です。 「モンド」とは、「モンド種」という大麦の種類です。 大麦の中でもモンド種は栄養価が高く、最も品質が良いとされています。 モンド種は大麦の中でも「古来種」にあたります。 一般的な大麦は収穫後に機械で皮を取り除く為、実の表面にある繊維も一緒に除去されてしまいます。しかし、オルゾモンドは収穫時に皮が自然に剥けるので、繊維が全て残ります。 これによってオルゾモンドは一般的な大麦よりも食物繊維が豊富になります。 ・大麦の歴史 大麦は世界で最も古い作物の一つです。 古代エジプトでは紀元前約5000年頃から農耕が始まったと言われていますが、その頃から大麦は栽培されていたと考えられています。。 日本に渡ってきたのは1800年ほど前(約3世紀頃)といわれています。 古代ギリシャからイタリアのプーリア地方に伝わった話によると、大麦を水に浸しておくと、水がピンクになり、この水をおなかの調子が悪い時に飲んでいたそうです。 ・大麦の栄養 大麦の一番の栄養はβ-グルカンという水溶性食物繊維を多く含むことです。 その量はお米の10倍以上です。 食物繊維以外にも、抗酸化物質のポリフェノールやビタミン、ミネラル、アミノ酸などを含みます。 特にオルゾモンドは一般的な大麦よりも栄養価が高く、18種類ものアミノ酸が含まれています。 →前のページに戻る