すぽーつ麦茶の7つの原料-黒大豆
・黒大豆とは?
黒大豆は、マメ科の一年草で、いわゆる黒豆のことです。
ぶどう豆とも呼ばれます。代表的な品種としては兵庫県の「丹波黒」がありますが、そのほかにも多くの種類があります。
8月ごろに品種により異なりますが、薄桃色、薄紫色、白色の花を咲かせ、9~10月頃に実をつけると段々と身が黒く色づき、中生種では10月上旬から11月上旬、晩生種では11月中旬から12月上旬に収穫される。
主に煮豆として食され、正月には欠かせないおせち料理の一つです。
・黒大豆の栄養
大豆は「畑の肉」とも言われるように、多くの栄養成分がぎっしり詰まっています。
1)たんぱく質
私たちの体の土台である内臓や筋肉、骨の構成成分となっています。大豆は肉や魚とともにたんぱく質の多い食品です。
2)大豆イソフラボン
女性ホルモンと同じような作用があります。
3)大豆サポニン
脂質の合成や吸収を抑制したり、分解を促進する働きがあります。
4)不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は魚や植物に含まれている脂質の種類で、常温では液体で存在する栄養素です。
5)食物繊維
大豆類には便秘の改善に役立つ不溶性の食物繊維が多く、100中に約16gも含まれています。
6)ビタミン
黒豆には様々なビタミンが含まれていますが、中でもビタミンB1が多く含まれています。
7)ミネラル
黒大豆には亜鉛やマグネシウム、鉄など、様々なミネラルが含まれていますが、実はカルシウムも含まれています。カルシウムと同じくイソフラボンも含まれております。
8)アントシアニン
黒豆が黒いのは表皮にアントシアニンという色素成分があるためです。黒い皮の部分は黒大豆ポリフェノールとも言われます。