すぽーつ麦茶の7つの原料-羅布麻
・羅布麻とは?
ラフマ(羅布麻、Apocynum venetum)は、中国北部・西部原産のキョウチクトウ科の多年草。葉を薬草あるいは飲用(羅布麻茶)に用いる。
ロプノール(羅布泊)周辺に多く、昔は繊維を採って利用したことから羅布麻の名がある。民間で薬草あるいは飲用に用いられ、葉は羅布麻茶、燕龍茶(ヤンロンちゃ)などと称して市販もされる。
日本では北海道から東北地方日本海側に変種のバシクルモン(A. venetum var. basikurumon)が自生する。この名称はアイヌ語名のパシクルムン(paskur-mun カラスの草)に由来し、またオショロソウとも呼ばれる。
・羅布麻の歴史
中国では古く1800年も前から羅布麻茶として飲まれていて、高血圧、心不全、気管支炎などの民間薬としても重宝されています。ただしその薬効の仕組みはまだ科学的に明らかになっていません。
・羅布麻の栄養
中国と日本での研究により、成分や効用が明らかにされています。
カルシウム、鉄などのミネラルのほか、d‐カテキン、アントラキノン、アミノ酸、塩化カリウム、多様なフラボノイドを含みます。